会場でもらった家族へのメッセージ。(小言)
「お父様」なんて言われてみたい。
感謝されたのか、皮肉なのか、小言なのか・・・。
それでもお父様?は、これからも、まあ、無理しない程度に自転車に乗ります。
お父様は、自転車に乗れることに感謝します。
言ったところだうか。
午前10:00から始まる式の30分前に会場へ到着し、
ビデオ撮影の席を陣取った。
席は、学年委員の父兄が座る席で、パイプ椅子の背もたれに「学年委員席」と
指定席のように紙が貼られた最前列の席だ。
真面目に学年委員なので、おのずとその席があてがわれて有無を言わさず、
その席に座らなければならないのでいたしかたない。
今回もいつものようにビデオ撮影をする。
自分の席の隣は、エド晴美風の父兄だ。
よく考えると小学校時代からこの父兄の隣になることが多い。
自分的には、かなり強烈である。
式は、厳かに始まった。
「生徒、入場!」会場に進行役の先生の声が響く。
「拍手でお迎えください」進行役。
パチパチパチ・・・。
自分は、ビデオを廻し自分の子を始め入場してくる生徒を撮影していた。
隣のエド晴美の拍手がデカイ。
バッチバッチバッチ。
酔っぱらったオヤジがスナックのカラオケで叩く手拍子並みだ。
両手を強烈に叩くからエド晴美の肘が自分の体にあたり、
ビデオカメラがぶれる。
画面が止まらない。
手ぶれ補正しているのに、微妙にぶれる。
画面が左右にぶれる。
少し離れる。
しかし、逃げ切れない。
肘があたる。
左右にぶれる。
うーむ。困った。
すべての生徒の入場が終わった。
終始、ぶれたままだった。
生徒がひな段の席に着くと、エド晴美がデジカメを取り出して
写しはじめた。
「アラララ。暗くて見えない。チクショー」!エド晴美がつぶやく。
あらら、卒業式でチクショーはないでしょう。
それは小梅太夫だよ。
ジー、ジー、ジー、レンズが出たり引いたりを繰り返している。
「なんだぁ~」エド晴美。
どうやら、デジカメをあきらめたらしい。
少し静かになった。
式もいよいよ佳境に入ってきた。
卒業生が別れの歌を合唱し始めたら、エド晴美に異変がおきた。
シクシクと泣きだして体が上下に動きだした。
もちろんこちらにも上下する震動が伝わってくる。
あやや。
今度は、ビデオの画面が上下動に変わり、またも手ぶれ補正が効かなくなった。
少し離れる。
しかし、パイプ椅子に伝わる振動からは逃れられない。
うーむ。
そうこうしているうちに式は終了した。
「修礼」
ピアノの伴奏と共にお辞儀をする。
お辞儀と同時にエド晴美の肘が自分の脇腹に当たった。
ウグッ。
感動の卒業式は静かに終わった。
そして、エド晴美は、さっさといなくなった。
イタタタ。
しかし、もう会うことはないだろう。
こーの支配からの卒業♪
ふーぅ。
帰宅後に見たビデオの画面がやはり微妙に揺れていた。
見ていて気持ち悪くなった・・・。(泣
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